本日は”山の日”ということで(まだセーフ!)

林業といえばまさに山の仕事ですよね!

 

まだまだ「木を切る」=「環境破壊」というイメージを持たれている方も多いのが現状です。

海外でジャングルを開拓するような違法伐採が存在するのも確かですが、日本の状況はそうではありません。

 

戦後、建築資材などが多く必要でスギ・ヒノキもたくさん植林されました。しかし時代とともに木材の需要が減り、山の仕事の担い手も減り、とっくに”使い時”を迎えた木々が放置されています。

 

「昔は親に連れられて植えるの手伝わされた」なんてお話も山主様から時々聞きますが、今は自分の山がどこにあるのかも分からない方が本当に多いです。

 

間伐もせずに放置されたまま育った木々は山の中で混み合った状態で、一本一本が細くて根の張りも悪く、雨風で倒れやすくなってしまいます。

さらに枝どうしも混み合うことで山の中に日光が入らず、他の草が生えずに土壌が痩せ、土砂崩れなどの災害が起こりやすくなるのです。

 

林業は経営のために木を切るだけでなく、一番の想いは山を守るということです。

適切に山の手入れをし、地域の木を使っていくことでまた森林整備が促進される。そんな循環を目指して我々フォレストグループはこれからも邁進してまいります!